明けましておめでとうございます。皆様それぞれに晴れやかな正月を迎えられたことと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。嬉しいことに本年早々に新会員として池田氏が入会されました。後ほど紹介をさせていただきます。

　今年はオリンピックイアーということで８月には北京オリンピックが開催されます。オリンピックイアーにはアメリカ大統領選挙があり、初めての女性大統領が実現するのかもしれません。日本では洞爺湖サミットが予定され、サミットがある時は選挙があるジンクスもあるようです。又、源氏物語が世に知られて１０００年ということで盛んに新聞でもその千年紀のことで記事が掲載されております。

　ところで、今年はロータリーではどんな年だろうかと、歴史も振り返りましたところ、アーサー・フレデリック・シェルドンがシカゴ・ロータリーに入会して今年で丁度１００年になります。ご存知のように、シェルドンはロータリーの第二のモットーといわれる「最も奉仕するもの最も報われる」を最初に言い出した人物です。原文は「Ｈｅ　ｐｒｏｆｉｔｓ　ｍｏｓｔ　ｗｈｏ　ｓｅｒｖｅｓ　ｂｅｓｔ」です。長い間、この言葉はロータリアンの心に響いていたのですが、性による差別はよくないということで、２００１年にこの文言は使用停止の決定がされました。「Ｈｅ　ｐｒｏｆｉｔｓ」が嫌われたのです。しかし、日本のロータリアンの抗議で撤回されることになり、現在はＨｅの代わりにＴｈｅｙを置き換えて従来どおり使用されております。

　今年は第二のモットーを生んだシェルダンがロータリーに入会して１００年目です。そのモットーである「最もよく奉仕するもの、最も多く報われる」を今年度のテーマである「分かち合う心」と共に大事にしてゆきたいと思っております。皆さん、よろしくお願い申し上げます。