こんにちは。今月の8月は会員増強月間となっております。日本のロータリー会員数は昨年末に10万人を割りまして9万人台となりました。10万人の大台を超えましたのは20年前ですからこれは20年前にもどったことになります。どうも会員の減少が続いているようなのです。日本のロータリーは曲がり角にきております。我がクラブも今年度は池上さんを迎えて現在68名となっておりますが、これは15年ほど前の会員数です。会員増強は組織の活力ですから会員が減少するということは組織の存亡にかかわります。だから、会員増強はロータリーにとって大変重要な問題となっております。
今日は赤松ガバナー補佐が地区の増強委員長をしております関係で会員増強についての話がございますが、それに先立ち参考までに二つほどお話をいたします。
一つは退会防止です。我がクラブはこの前25周年を迎え、今年でかれこれ27年になりますが、これまでの退会者の数を数えますと108名になります。一方入会者を数えますと145名になります。これは毎年5人から6人が入会して、毎年4人が退会していることになります。勿論、退会には亡くなられたり、転勤されたり、会社の経営状態などなど止むを得ない会員もいらっしゃるわけで、一概には言えませんが、もし、毎年4人の退会者を1人減らして、3人に留めることが出来ておれば我がクラブは100人に近い会員数になっています。だから退会防止も大きな課題だと思います。
もう一つは女性の会員の増強です。最近は女性の会員を増やしなさいとよく言われます。特に日本の場合には世界に比べて女性会員が大変少ないので女性会員の増強も大きなテーマ
となっています。女性ロータリアンの割合は日本では約4%です。我がクラブは4人女性会員
がいらっしゃいますので平均を上回っておりますがそれでも、世界の平均は約15%ですので大きな差がございます。なぜそんなことになるのだろうかと思うのですが、それはもともと日本には社長が116万人いますが女性の社長はその5〜6%でもともと少ないのですからそんなことになっています。日本には日本の事情があってこれをもって日本は女性の社会進出が遅れているとは一概にはいえないとおもうのですけれど、やはり私たちはもっと女性の社会進出ができるような体制とか支援は必要ではないかなとは思います。そうなればロータリーも新しい道が開けてくるのではないでしょうか。
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