今日は、１００万ドル食事例会となっていますが、新しい会員もいらっしゃるのでこのことについて説明をいたします。

これは１９６１年に世界でロータリーアンが５０万人になり、一人が食事を２ドル節約すれば１００万ドルの基金が生まれるということでアメリカの或る地区のガバナーのチェスター・クランフ氏が世界に呼びかけたのが始まりです。そして、日本では神戸ロータリークラブが東京オリンピックのあった１９６４年の１２月にこのような例会をもったのが最初だといわれています。

１９６１年といえば坂本九の「上を向いて歩こう」が流行った年なのですがころころようやくロータリーアンの数が５０万人を超えたのです。そして、今では１２０万人を超えています。だから、現在ではロータリアン１人が２ドルを節約しますと２４０万ドルになりますので、２４０万ドル食事例会ということになりますが、現在でも１００万ドル食事例会と呼んでいます。うどんでも丼ものでもいいのですが日本人のカレー好きから、カレーライスを食べるクラブが多いようです。

最近の十年間に世界では少しロータリーは増加していますが、日本ではこの五年間に１５％も減少していて、残念ですが世界で一番の減少している地域となっています。ボールだって落ちなければ弾みません。こんな時期ですから、新たにロータリーというものを見直しロータリー精神を考えるいい機会ではないだろうかと思います。